EPINYフライヤー、テキスト

キャリアを開始して最初期に携わったのがエピニー(EPINY)さん。プラモの補完素材と技術と考えてネイルに多少興味があったものの、この仕事を通じて非常に詳しくなりました。UVライトを中心に、これは面白いな?と感じる素材とテクニックが満載で、ボクとしても非常に勉強になったということに感謝の念が絶えません。

さて実際に”膝をつき合わせる”ことの重要性を教えてもらったのもエピニーさんです。実際会ってしまうと、言いたいことの3割ほどしか言えないし、考えたこと/気づいたことも3割ほどしか伝えられてない気がします。運命的?と感じてしまうことが何回かあり、それをいまだに伝えられてないのが残念です。皆さん今どうしてらっしゃるのか?気になる昨今、コロナが終息して一冬越えたんだから、また神戸を越えて行って見たいな?と強く思う日々です。

とにかく”明るくかわいく”を主眼に製作。このフライヤーが一番最初にお手伝いしたと、記憶しています。駆け出しの当時は、知識も乏しく、提案をするほどの余裕はなくアタフタしておりました。ただ、かわいいデザインを作る、デザインパーツを作る/持っているという自信がありました。提供いただいた素材は、テキストのほかはロゴとカラーサンプルリスト。まだ”うっすらうっすら”というナチュラルなデザインを志向していた時期ではなく、とにかくコントラストをつけて全てを目立たせる、といった力技の喧嘩デザイン、と言えるかもしれません(汗)

それにしてもおそらく白で貰ったロゴのデザインを、目立たせたいから、という理由から真っ黒にしちゃったのは今から考えたらとても怖いな。。。今ならとりあえず相談する案件です。根性あるのか?怖いもの知らずだったのか?

次にいただいた仕事は、スクールの案内パンフレットになります。前回のデザインを気に入っていただいたとのことで、非常に光栄なことでした。当時のスクールと事務所に呼んでいただき、打ち合わせを行い、テキストと写真素材を頂き、その他を自由にデザインするといった大きな責任をいただきました。めちゃくちゃ粋に感じたやりがいで、帰宅後すぐに製作に取り掛かり、ハリーポッターを見ながらw作業し続けた結果、風邪を引いてしまうという障害にもめげずに、何とか完成させたのを今でも覚えています。

サイズとしては見開きのA3、畳んだ状態でA4になるサイズ。なので、右半分、左半分でデザインを分けてみるのが正解ですね。ファイルが巨大なのと、どこにしまったのか?(消したはずはないので古いHDDには残ってるはず)わからないため、印刷前のカンプを掲載しています。
やはり、どこかに余裕が生まれると、デザインは薄く薄くなっていくという仮説は当たってますねw前回同様、ピンクとイエロー貴重のストライプを使用しているのはボクの中でのエピニーさんのイメージだし、統一されたイメージになっています。テキストデータが本当に多かったので、処理と配置には苦心しましたが、パラグラフ分けだったり、左右での明清色調で統一した背景などカラーコーディネーターらしい仕事の後が垣間見えます。

※実はカラーコーディネーター2級です。

サロンメニューのパンフレットのデザインもさせて頂いました。
”懲りもせず”と言われるかもしれませんが、ピンクのストライプデザインを基調にパーツをレイアウトしていく手法を踏襲しています。ここに来て、本当にうっすらうっすらを始めた?ような形跡が見て取れます。EPINYロゴを、うっすらして配置する(下)ということをしていますが、今それをやる場合、絶対に最初に断り入れる案件(2)ですねw

今回もサイズそのものが大きいのでテキストが多くても、余裕があります。備考欄を非常に大きく撮っているあたりにものすごい余裕があったんだとわかると思います。話は前後しますが、パーツは配置したのち、アルファを薄く薄くして配置している点にも余裕を感じますね。ベクターデータを作ってそれをphotoshopで加工して、更にベクターデータや*.pngを載せてオーナメントを改造して配置する、といった手法を繰り返しています。
明確なイメージと方向性を頂ければ、デザインは何をしてても楽しく進捗できると確信しています。

その後も、ワークショップやweb改修等に参加させていただきましたが”対面”を基本とされる業態から、コロナ禍にてお付き合いが途切れてしまいました。その節は貴重な体験をたくさん頂いたのですが。。。今はお元気かどうか?気になっています。ワークショップなんかも非常に楽しめましたので、またやられるなら、今度はもっと余裕を持って参加したいと思っています。

ボツ案ではないけど、加工可能なベクターパーツは、毎回沢山制作しては削ったり、バリエーション化したりしておりました。イメージと方向性が合っていれば、どんどんイマジネーションとクリエイティブは加速していくこと、毎回楽しかったことを、まず伝えたいな?と今は考えています。

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