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もしも作らなくても、自分のモノじゃなくても、誰よりもうまく光らせることができる。誕生の瞬間に立ち会えなくても、その後をお祝いしたりプレゼントしたりして、参加することだってできるんじゃないかな?

普段、グラフィックばっかりいじってるからボクは時々グラフィックデザイナーと勘違いされてることがあるよ。間違いじゃないけども、なかなか新規立ち上げとかに参加できる機会もそうそうないわけで立場にもないからね。それでも、どう解釈する?今からこれ使うだけどどうやったらいい?どういう解釈で、どうしたらよりキレイに、カッコよく見えるか?を提案するのも、ボクの仕事だと思ってるからね。

依頼は幼稚園からの幼馴染から。実はそういう間柄の方が、油断ならない。というかボクの方が緊張するわけだよね。看板、チラシ、あとLINEアカウントのイメージに使うからロゴを見栄えする形にして欲しい。もちろん、趣味趣向もバレてる感じだから、本当に気が抜けない。なので、今回は”言ってなかったこめた意味”を記してみようと思います。

既にもらったデータが十分にカッコいいロゴだったので、背景だけ作って終わりでも良かったかもしれない。単色にしてみて、とりあえず反転してみて色を乗せていく作業をすると、どうしたら面白いか?が想像できます。順番は恐らく、2つ目のLを赤にした時に、じゃあ下の文字は青だね?となる。人によっては散髪屋さんの静脈動脈の看板配色とも断じられそうだけどね。クルマを扱ってるんだから、そこはパルス(鼓動)を表してみたらこうなったっていう帰結なんだ。視認性も落ちてないので、これは一つの正解と思ったよ。

そして背景に稲妻を走らせる。いや、これは稲妻じゃなくスパークプラグの放電なんだよね。赤文字の「L」はいうまでもなく火花を表してる事になるよね。見る人が見たら、意味がわかる、万民ウケは難しいけどよくよく見てくれる人に、理解する喜びを仕掛けてみたいと思います。

という事なんだけど、どれだけ伝わったか?気づいてたか?はやっぱり本人に聞かないとわからないよねwさて、聞くことはこの先あるんだろうか?予定はないけど、気づいてたんなら幸いです。

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