SELLECTION、スマイルレンタカー名刺

名刺を作るのは、結構プレッシャーなんだよ?嫌って意味じゃなくって、ボクも知らない人物に挨拶するために使うからね。人間関係の基本は”挨拶”。大きな声で挨拶できない人は言語道断、と同じくらい、ビジネスの基本だから作るこっちは結構考えてる。
そりゃ、表面(グラフィック)が腕の見せ所と考えがちだけど、ロゴとグラフィックをしっかりと仕上げた後裏面の名前と情報欄は見やすさとバランスを重視してる。見せることはないかもしれないけど、裏面に引いてるガイドの数、尋常じゃないって腰抜かすかもね?

いきなり名刺では無い画像から。これは看板に使ってるグラフィックで、ボクに依頼してくれた。この隣に出てくる”スマイルレンタカー”の看板と並べて配置するということなので、イメージを統一するようなグラフィックを用意。大物を作るのはドキドキで、今でもたまに現地に見にいっては帰ってるというのは気づかれてないと思う。

表面?のグラフィックは”ロゴ製作”のところで所で詳説しているのでそちらも参考にしてください。カッコよくできれば、それに越したことがないですね。

表面のデザイン。ボクの作る名刺は実はテンプレート化しているんですが、実はそこに至るまでのテンプレート自体をボクが作ってます。視認性、汎用性、載せれる情報量、それらの要素が主眼だけど、美術的なアプローチで、線を引いています。全ての要素がなぜそこにあるのか?を説明できるんですよね。

スマイルレンタカーの看板。特に指定等はなかった為、とにかく音の響きにあった感じのグラフィックを用意。
ものすごーく笑ってる幼児を見つけた時は、これだ!と思わず声が漏れたっけ。本当はもうちょっと暗いし、パリッとした感じだったんだけど、スマイルのロゴ(緑)に合わせて黄色色調に振って、レンズフレアをぼかしてアルファ調整しつつスクリーンで明度を強化。並べることが前提だから実際に隣接させてデザインしてたよ。マシンがカクカクやばい動きになってたのは時間たった今でも覚えてるくらいのピンチだったかも?

スマイルレンタカーの表面グラフィック。背景には、看板の一部をアップにして切り取り。特に何か仕込んだわけじゃないけど”右上がりデザイン”という鉄則は踏襲。中央に違和感なく右上がりの長方形を配置してるのが認識できるでしょう。

裏面、名前面。ここも横ver.テンプレートなので、毎度毎度変わり映えないけど、積載要素が少ない場合でも、間延なく、適度に空白が存在できるように配置しているのがわかるはず。特に文字や要素が少ない時に”寂しく感じない”ようにするのが大事だと思う。

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